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Special Issues - Interview

日常生活を国際貢献と結びつけるパイプ役をめざして

イオン株式会社/イオントップバリュ株式会社

コーヒー、チョコレート、ジャムなど、多品目に渡ってフェアトレードに取り組んでいるイオン。今年3月には、2030年までにプライベートブランド(PB)チョコレートのカカオ原料をすべて(一部除く)フェアトレード認証に転換すると発表し、話題を呼びました。今回のキャンペーンにも積極的に参加いただいているイオンに、取り組みの実情や背景を伺いました。

─  イオングループとしてどのようにフェアトレードに取り組まれていらっしゃいますか?
イオン:2002年にイオン21キャンペーンで、お客さまから寄せられた「日常生活を国際貢献と結びつけるパイプ役になって欲しい」という声を受けて、2004年にフェアトレードコーヒーを発売するに至りました。2014年には、当時、アジアで初めて、フェアトレード調達プログラムに参加し、2012年比で、2020年にフェアトレード認証カカオの調達量を10倍にするという目標を掲げて取り組んできました。2016年には、オーガニックとフェアトレードのW認証のジャムを発売するなど、長年の取り組みを続けて、様々な商品の品ぞろえの拡充に取り組んでいます。
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─  サステナブル調達に関するコミットメントを発表されました。その背景や内容を教えてください。
イオン:2030年までに、プライベートブランド(PB)のトップバリュのチョコレートは、100%フェアトレード認証のカカオ(調整品に含まれるカカオ原料を除く)を使用したものに変更します。2025年までに、既存のPBの売れ筋商品を、国際フェアトレード原料調達制度で調達した原料に切り替えを実施して参ります。また、2030年までに、既存のPBにはない新たな商品開発にも着手し、すべてのチョコレートのカカオは、フェアトレード認証のものを使用することを目指しています。現在も、フェアトレード認証チョコレートでは、イオンが大きなシェアを持っていますが、グループの従業員の理解の醸造を通じて、国内市場におけるフェアトレード原料の流通量拡大に貢献して参ります。
─  フェアトレード事業の展開を開始する/推進してきた中で、どのようなご苦労や障壁があった/あるでしょうか。またそれらにどのように対応されてきましたか/対応していますか?
イオン:フェアトレード=高価格商品となってしまうと、多くのお客さまがお買い求めになるにはハードルが上がります。生産者には、正当な対価を支払い、全量買い取り、独自の物流システムを活用することで、中間の経費を抑えるなど、イオンのPBだからこそ実現できるリーズナブルな価格で提供することで、販売努力を続けていきたいと考えています。
─  商品開発や販売・プロモーションの中で工夫されていることを教えてください。商品の魅力についても是非教えて下さい。
イオン:3月末にリニューアル発売したフェアトレード認証カカオを使用したトップバリュの一口サイズのチョコレート4品では、ラベルをパッケージの前面に付して、わかりやすく表示しました。また、生産者にとって生活の糧であるカカオをお客さまの暮らしにも身近に感じて頂けるデザインのパッケージになっています。まずは、グループの従業員のフェアトレードの認知と理解を高め、そして、イオングループの店舗でのプロモーションを通じて、お客さまにもPRしていければと思っています。
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─  お取り組みを進める中でのやりがいや、効果を感じることは何でしょうか。商品の魅力についても是非教えて下さい。
イオン:開発したフェアトレード商品が、お客さまからの支持を頂き、計画以上に売れたり、おほめの声を頂いたりすると、とても励みになります。
─  貴社/ご担当者様が考えられるフェアトレードの魅力とはなんでしょうか?
イオン:トップバリュでは、この社会的な課題解決に取り組んでいく必要があると考えています。カカオ産業を例にとれば、サステナビリティへの取組は進んでいるものの、カカオ豆農家への支払価格についてはほとんど取り組まれておりません。営農指導や技術援助等で、品質の良いカカオ豆を生産しても価格は相場で決まる為、その生産費は考慮されません。そのような中、国際認証のなかでもフェアトレードのみが取引価格基準を決めており、加えてプレミアム価格も設定されているので、お客さまに安心してご提供できる商品だと考えています。
─  今回のミリオンアクションキャンペーンについてご意見やコメントがあれば教えてください。
イオン:店頭や、インターネット等で、イオンのフェアトレードの取り組みについて、この機会に発信させて頂いています。多くの方の目に留まると有難いです。また、このような機会を設定頂いたフェアトレード・ラベル・ジャパン様をはじめとする皆様に感謝しております。トップバリュでは、Facebookにて、ミリオンアクションキャンペーンの参加と、トップバリュのフェアトレードの取り組みについて詳しく、紹介させて頂いています。
https://www.facebook.com/Aeon.Topvalu
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イオン北海道、イオンリテールでは、店頭のデジタルサイネージを通じて、フェアトレードキャンペーンの動画を流し、トップバリュのフェアトレード商品の紹介も実施しています。
オーガニック専門店のビオセボンでも、フェアトレードバナナをはじめ、コーヒー、チョコレート、クッキーなどについて、フェアトレードミリオンアクションのキャンペーンポスターなどを使ってPRを実施しています。
─  今後の展望について教えてください。
イオン:フェアトレードのある暮らしを応援するべく、お客さまの声に耳を傾け、商品の拡充を進めて参ります。

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