Volume 4

石関太朗さん

「貧困」という人間の尊厳を傷つけられるような状況から、人々を救い出すという道義的責任。

今苦しんでいる人たちは世界に沢山います。
彼らを無視して「未来の人たちが苦しまないように世界を守ろう」と叫んでも、言葉は虚しく響くだけです。

「子供達を助けるべきか」という質問に対しては、今と未来を天秤にかけなくても良いのです。

感情か理性か、どちらかを選ばなくても良い、選択の余地は無いのです。

答えはひとつだから。

私達は、貧困からなる病気で亡くなる子供を減らすために全力を尽くすべきで、そうすることで今苦しんでいる子供も、未来の地球も救う事ができるのだから。

大好きな本の一部引用もさせていただきました。

このメッセージを想う度に　私の心に何かが大きく響きます。

心に響くだけでは無く、そこから想うことは、私達が実際に行動を起こして初めて未来を創り出せる　と。

私にはその「心の響き」を大切に、日々少しずつ「行動」を実践していくだけです。

このような時代の中だからこそ、所得からなる「富・貧」だけでは無く、心の「富・貧」の在り方も大切に考えていきたいと思います。