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Posted 9 July, 2021

学校でのフェアトレードキャンペーンの
取り組み

フェアトレード・ラベル・ジャパン インターン生
東京農業大学応用生物科学部栄養科学科4年 宮下比呂

フェアトレード・ミリオンアクションキャンペーン期間中、様々な場所でフェアトレードに関するイベントやセミナーなどが開催されました。今回は、学校で開催されたフェアトレードに関するイベントを紹介します。

フェアトレードの認知拡大に向けたフライヤーづくり(新渡戸文化高校)
東京都中野区にある新渡戸文化高校では、フードデザインコースの授業の中で、フェアトレードの認知拡大のために生徒の皆さんが主体となってフライヤーを作成。フェアトレードについてそれぞれ図や文字を使用して非常にわかりやすく説明されていて、どれも素敵なデザインに仕上げてあります。フェアトレードについて知るだけでなく、それを生徒一人一人が主体となりポスターを完成させたことは、フェアトレードを発信すること以上に大きな価値があると感じます。
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学校給食でのフェアトレード食材の活用(新渡戸文化学園小学校)
フェアトレードタウンをはじめ、全国の様々な学校でフェアトレード月間中にフェアトレードの食材を使った学校給食を提供する取り組みが行われました。例えば新渡戸文化学園小学校の給食では、フェアトレード認証を受けた砂糖を使用した給食が提供されました。
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給食時間の様子
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新渡戸文化学園小学校では、ブースも作っていただきました
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学校給食を通じてフェアトレードについて触れることで、食に関連する地球規模の問題について学ぶだけでなく、食について考えるきっかけになったのではないでしょうか。今後も児童に向けたフェアトレードの普及を活発化してゆくことが期待されます。
大学生によるフェアトレードに関する発信(東京農業大学)
フェアトレードタウン認定の取得に向けて、活発にフェアトレード活動を行っている世田谷区に位置する東京農業大学では、フェアトレードに興味のある学生たちが協力しSNSを通じてフェアトレードについて発信しました。
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彼らたちの投稿で、多くの人がフェアトレードについて触れるきっかけに出会えたのではないかと感じました。
今回ご紹介した事例以外にも、全国各地で多くの学生のみなさんがイベント参加や商品購買、SNS投稿などいろんな形でフェアトレードミリオンアクションキャンペーンに参加してくださいました。本当にありがとうございました!
しかし、今回のキャンペーンでフェアトレードの普及活動が終わるわけではありません。まだまだフェアトレードの広がりは十分ではありません。今後もフェアトレードを普及させるために、様々な活動やイベントを通じてフェアトレードの輪を広げてゆきたいと考えております。

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