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いつまでも美味しいコーヒーが飲み続けられる未来を目指して

UCCジャパン株式会社

UCCグループでは、「2030年までに自社ブランドを100%サステナブルなコーヒー調達に」という目標を掲げ、持続可能なコーヒー産業の実現に向けて取り組みを進めています。具体的には、以下3つのサステナビリティ要素を満たす調達を推進しています。

  1. 持続可能な地球を目指すために、生物多様性保全など「地球」への配慮
  2. コーヒーコミュニティの方々のよりよい暮らしのために、人権の尊重など「人」への配慮
  3. 農家の生計改善への支援に繋がるようなサポート

それぞれの要素ごとにチェック項目を定め、そのチェック項目を確認くださる認証団体や商社より「サステナブルなコーヒー」を調達しています。フェアトレードはサステナブルなコーヒー調達の重要なパートナーの1団体です。

またフェアトレード商品の強化も図っており、UCCグループの一員である齊藤コーヒーでは、「フェアトレードコーヒーを次のステージへ」をOUR MISSIONに持続可能なコーヒー文化を継承できるようフェアトレード商品の製造・販売を積極的に行っています。
※フェアトレードコーヒーの焙煎所 OEM | 齊藤コーヒー (saitou-coffee.co.jp)

Fairtrade for Businesses

UCCグループがフェアトレードと協働しながら「サステナブルなコーヒー調達」を進めるのには理由があります。現在では当たり前のようにコーヒーは日常生活の中にあり、美味しいコーヒーはすぐに手に入ります。しかし、将来的にはコーヒーは飲めなくなってしまうかもしれないという課題を抱えており、コーヒーの2050年問題とも言われています。例えば、このまま地球温暖化が進み気候変動に対応できずにいると、コーヒーの主要品種であるアラビカ種の栽培地が現在の約半分になってしまうかもしれません。また気候変動の影響は環境にも大きな変化をもたらし、病虫害が広がりやすくなることで収穫量の低下に繋がってしまうリスクもあります。
農家の方々の生計も大きな課題です。世界のコーヒーはその多くが小規模農家によって生産されています。小規模農家は財務的に余裕がないため、気候変動へ対応した設備投資や病虫害に効く薬などを用意することができません。実際にこれらに十分な投資ができる農家はわずか5%に過ぎないとも言われています。
こうした状況を改善し、美味しいコーヒーを今後も飲み続けられるような未来を迎えるためには、我々はこれらの課題解決に向けて各団体・商社・お得意先、そして生活者の方々とともに協力していかなければなりません。
フェアトレードは、環境に対しても、人に対しても公正な取引をする仕組みを構築されており、UCCグループとしてもフェアトレードとの協働を通じて、持続可能なコーヒー調達の実現を図り、いつまでもコーヒーが美味しく飲み続けられる未来を迎えるために日々取り組みを推進しています。
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Message for Million Action Campaign

UCCグループの存在意義(パーパス)は、「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ」であり、私たちの価値観(バリュー)には「地球社会への貢献」を定めています。つまり、UCCグループは地球社会の一員としてサステナビリティへの責任を果たし、ずっと先の未来まで美味しいコーヒーを世界中の人々へお届けするために、持続可能な社会の実現に向けた努力や創意工夫を怠らないことを目指しています。
持続可能なコーヒー産業の実現という企業の責任も果たしながら、この先もコーヒーを世界中の人々へお届けしていくためには生活者の皆さまのご協力が必要不可欠です。
将来美味しいコーヒーが飲めなくなる未来を迎えることのないように、今回フェアトレードのミリオンキャンペーンを通してコーヒーにおける将来の課題について知って頂き、フェアトレードの活動に共感して頂き、それらの課題解決に繋がるフェアトレード商品の購入に結び付けることが出来ればと考えています。
普段私たちの目に触れることが少ないコーヒー生産国には実際にどのような課題があるのか、その課題に対して我々1人1人にどのようなアクションができるのか、ということを、このミリオンキャンペーンを通じて、多くの皆さまに考えて頂くことが出来れば大変嬉しく思います。
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Company Information
COMPANY Website>UCCジャパン https://www.ucc.co.jp/
EC SHOP
UCC公式オンラインストア https://store.ucc.co.jp/ext/saitoucoffee.html

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